家づくりざっくりコラム:住宅ローンとは
おはようございます!
M-1 HOMEのマネージャーです!
今回は住宅ローン全体の流れをざっくりお話し致します。
住宅ローンとは、住宅を手に入れるために利用できる金融商品です。
住宅を購入・改築し、その住宅に本人が住むためのローンなので
賃貸では利用できません。
住宅の購入金額は年々高額になっており、全て自己資金で賄える人は
ほとんどいません。
しかし、住宅が売れるということは数多くの業者が潤い、
約10万点〜15万点の部材が売れるということなので
経済を回すという観点からすると、国は家を売りたいのです。
そのため、普段の生活では考えられないような高額のローンを組むことが
可能となっているのです。
しかし、住宅ローンを貸し出す側や保証をする側(金融機関・保証会社・住宅金融支援機構)
からすれば、
「本当にこの人に大金を貸して大丈夫か?」という不安をなるべく解消したいので
もちろん慎重に審査をすることになります。
ただ、未来のことは誰にも分からないので、あくまで現時点での「借りる人の信用度」が
可決と否決を分けます。
銀行は、当たり前ではありますが「元本を回収できた上に、利息で儲けさせてくれる人」に
お金を貸したいのです。
なので、住宅ローンを借りる時までに「できる限り信用度を上げる」ことが必要です。
①信用を上げる
②物件を決める
③事前審査
④物件の売買契約
⑤本審査
⑥金銭消費貸借契約
⑦住宅ローン実行・物件代金支払い
上記が住宅ローンの一般的な全体の流れです。
土地や物件を探し、住みたい物件が見つかると、
土地の仮押さえをして、
住宅ローンの事前審査を行います。
金融機関によってはネットでも事前審査は可能です。
事前審査では金融機関が最低限の情報をもとに、簡易的な審査を行います。
・年齢・年収・勤務先・勤続年数などの「属性」
・年収に占めるローン返済額である「返済比率」
・車のローンやスマホの割賦やクレジットカードの支払いなどの「現在の借入状況」
・購入する物件の「担保価値」
などが審査の対象になります。
事前審査で可決となれば、土地の売買契約を交わし
手付金を支払います。
その後、本審査を行い
可決となれば
住宅ローンの契約(金銭消費貸借契約)を交わし、
実行されてから物件のお金を支払い、物件を手に入れ、
そしていよいよ住宅ローンの支払いがスタートします。
気を付けなければならないのが、事前審査が通ったとしても
それはあくまで簡易的な審査なので、本審査で否決となる可能性は
ゼロではないと言うことです。
気を抜いてはいけません。
本審査では、事前審査よりも多くの書類を用意して保証会社や住宅金融支援機構が
深く調べて最終判断を下します。
もう一度、住宅ローンの一般的な流れは、
①信用を上げる
②物件を決める
③事前審査
④物件の売買契約
⑤本審査
⑥金銭消費貸借契約
⑦住宅ローン実行・物件代金支払い
です。
ただし、この流れは土地と建物がセットになっている場合で
私たちM-1 HOMEや他の工務店、住宅メーカーでつくる
「注文住宅」の場合、ほとんどの方が先述した流れには無い
「つなぎ融資」を利用することになります。
次回のざっくりコラムは「つなぎ融資」についてです!
それではまた!