家づくりざっくりコラム:つなぎ融資とは
つなぎ融資とは
おはようございます!
M-1 HOMEのマネージャーです!
今回は、注文住宅における「つなぎ融資」について、
ざっくり説明します。
前回は住宅ローンについて説明しましたが、
基本的に住宅ローンというのは
そこに「住むため」にお金を貸し出すので
住宅ローンを借りる側は「自分が住む建物」を
手に入れて初めて実行されます。
しかし、注文住宅の場合は土地を手に入れてから
建物を建築していくことがほとんどです。
そして、土地から購入する注文住宅の場合、
建物が完成するまでに
数回に分けて支払いをすることが
一般的です。
①土地購入時ーーーつなぎ融資で支払い
②着工時ーーーつなぎ融資で支払い
③上棟時ーーーつなぎ融資で支払い
④完成時ーーー住宅ローン実行で支払い
つなぎ融資は基本的には住宅ローンを
利用する金融機関で申込をします。
つなぎ融資の利用者は、住宅ローンが実行されるまでは
毎月利息だけ支払います。
その金利が高いのです。
現在、住宅ローンは低金利の状態が
十数年続いています。
店頭金利から割引があり、皆さんが変動金利で
住宅ローンを組むとなると、
平気で1%を切ってきます。
しかし、つなぎ融資で多い金利は2%〜4%です。
そのため、借入額や工期が長い場合には
支払いの利息が多くなってしまいますので
スケジュールの管理を徹底して構想を練り、
時間と戦うことになります。
そして、つなぎ融資を取り扱っている金融機関は
限られているので、住宅ローンを借りたい金融機関で
つなぎ融資を取り扱っているか
確認はしておく方が良いかと思います。
ただ、念頭に置いて頂きたいのは
結局は「人が人を判断する」ということです。
ホームページなどでつなぎ融資や分割融資を
取り扱っていない金融機関でも
個別対応として条件付きで貸し出してくれることも
なくはないです。
ネット銀行の場合はイレギュラーなことはしませんが、
「人が人を判断する」一般的な銀行は、
交渉をする価値はあります。
ただ、断わられることを自分の心の中で
覚悟をしておいた方が
精神衛生上は良いですが・・
ちなみに、つなぎ融資は住宅ローンの審査が通っていることが
前提ですので、つなぎ融資だけを借りることは
原則できないのでお気をつけください。
それでは今回はここまでです。
ありがとうございました!