おはようございます。
M-1HOMEスタッフもこです(^^
住宅購入を考える際に、間取りはどのようにするか?費用はどれくらい?
といったことを考える方は多いかと思いますが、基礎工事となると...
詳しくは良く分からない...(;^ω^)という方が多いのかなと思います。
基礎工事は『家づくりの土台となるかなり重要な部分』です。
今日は家づくりの重要な基礎工事について書いていきたいと思います(*^^)
基礎工事とは??
そもそも家の基礎というのは、その建物を支える土台の部分のことです。
この土台を作る工事を「基礎工事」と呼びます。 長い間建物の重さを支える
とても重要な部分となります。基礎工事にはいくつかの種類があり、
その建物が建つ地盤の硬さなどによって、工法も変わってきます。

基礎工事の種類
基礎工事は、軟弱な地盤を改良する杭基礎
地盤に施工する直接基礎の2つにわけられます。
杭基礎
簡単にいうと、地面に杭を打って基礎を安定させる工法です。
調査によって地盤が軟弱であった場合、直接基礎工事を行うと建物が安定しません。
主に軟弱な地盤における構造物の建築において用います。また、鉄筋コンクリート造の
マンションなど、重量のある建物を建設する際にも使用します。
直接基礎
直接基礎とはフーチング(コンクリートの土台)の塊を作り、
その上に建物を乗せ、建物の重量を支えます。直接基礎の場合には、
杭は使わず地盤に直接フーチングを設置して基礎にします。
弱い地盤では直接基礎は向かないので、杭基礎や地盤改良を行います。
地盤が弱くても、建物が軽い場合は直接基礎でも問題がない場合もありますが、
接地圧に対して地盤の地耐力が上回るかを調査します。
また直接基礎はさらに・ベタ基礎・布基礎・SRC基礎に分類され、それぞれに
メリット、デメリットがありますが、どれが一番優れているというわけでは
ありません。地盤や建物の状況などから、適切な工法を選ぶことが大切です。

ベタ基礎は、床下全体にコンクリート打設(コンクリートを流す作業)を行い、
床下空間を設ける工法です。現在の日本の住宅では、ベタ基礎が主に採用されています。
住宅を面で支える構造なので、耐震性に優れています。
また床下にコンクリートを敷いているので、地中からの湿気が住宅に伝わりにくいため、
木材の腐食やシロアリ被害のリスクが低くなるのも特徴です。
ベタ基礎だからといって、すべての住宅が耐震性に優れているわけではありません。
住宅全体の耐震性をバランス良く見る必要があるといえます。

日本の木造住宅などで古くから行われてきた工法です。
柱や壁など、建物の負荷がかかる部分にコンクリートを打設します。
コンクリートの使用量が少ないためベタ基礎よりも軽く、地盤に負荷がかかりません。
地盤に接する面積が小さく、比較的地盤の強い土地に適しています。
断面図で見ると、アルファベットの「T」を逆さにしたような形状になっています。

蓄熱床工法とも呼ばれる工法です。ベタ基礎とは逆の仕組みで、床下空間がありません。
床下に砂利やコンクリートを敷き詰める密閉構造で、コンクリートにH型鋼材を組み込む
ため強度が高いのがメリットです。耐震性が高く、地震の揺れを吸収して分散します。
床下がないため、湿気やシロアリなどの悩みもありません。
また、地中からの熱を伝えやすいため、天然の冷暖房効果が期待できます。
はじめの方にも書きましたが、基礎工事は建物の土台となる重要な部分です!
完成してから確認できるものではないため、各工程ごとに正しい方法で行わなければ
なりません。地盤が弱い場合は地盤改良工事や杭基礎による基礎工事が必要です。
通常の地盤でもベタ基礎や布基礎、SRC基礎などの種類があり、地盤の状況や建築する
建物の内容により適切な方法を選ぶことが大切です。
次回は基礎工事の流れについて書いていきたいと思います。
それではまた(^^)/