スタッフブログ:【家づくり】基礎工事の流れ

おはようございます!
M-1HOMEスタッフもこです(^^)/

前回は基礎工事についてでしたが今日は基礎工事の流れ
について書きたいと思います!

基礎工事の流れ.png
①地縄張り・遣り方工事
地縄張りとは、実際の敷地に縄やビニール紐などを張って建物の位置を確認する作業のこと
着工後最初の工程で、とても重要な作業。地縄張りが終わると遣り方を出します。

遣り方とは??
図面に記載されている建物の位置や基礎の高さなどの情報を、実際の敷地に写すために
つくられる仮設物(木の杭など)のこと。この作業を「遣り方を出す」と言い、
建物の正確な位置を決める重要な作業

②掘削工事(くっさく・土砂や岩石を掘り取って穴を開けること)
掘削工事は「根切り」とも呼ばれます。基礎をつくるために地盤を掘り起こします。
工程②掘削工事1ぼかし.jpg工程②掘削工事2.jpg

③砕石敷き(さいせき・砕いた石のように角が尖っている砂利のこと)
根切り後に砕石と呼ばれる石を敷き詰め、ランマーと呼ばれる機械を使って
地盤を締め固めます。地盤をしっかりと締固める(しめかためる)ことで、
建物がすぐに沈んでしまうことを防止します。
地盤を占め固める作業のことを「地業(じぎょう)」と呼びます。

④捨てコンクリートを流す
工程④捨てコン流す.jpg
地業で地盤を固めた後、建物の基準を書いたり職人さんの作業がしやすくなるように
コンクリートを流すことがあります。このときに流すコンクリートのことを
「捨てコンクリート」と呼びます。捨てコンクリートは建物の強度に直接関わりませんが、
工事を進めやすくする上でとても大切な作業です。

⑤配筋(鉄筋を配置・鉄筋を組み立てること)
工事現場でいわゆるよく見るこの鉄格子のようなもの。この組み立てを「配筋」と呼びます。
基礎は鉄筋コンクリートでできており、配筋は鉄筋コンクリートに必要な鉄筋(鉄の棒)
を図面通りに組み立てていく作業です。配筋は基礎の寿命や強度に直接影響がある非常に重要
な工程。建築基準法などでも様々なルールが決められています。
工程⑤配筋検査ぼかし.jpg
↑配筋が終わったら配筋検査があります!
配筋検査が済むと、いよいよ住まいの基礎となるコンクリートを流し込む作業に入ります。

⑥型枠を組み、コンクリートを流す

型枠とは??
コンクリートを流して固めるために設置する枠のこと。木製や鉄製などの枠が使われます。
工程⑥型枠1.jpg工程⑥型枠2.jpg

型枠は設計図に沿って組み立てられます。型枠が終わると、コンクリート打設前に、
アンカーボルトと呼ばれる建物の構造材と基礎をつなぐ金属製の部材を設置します。
その後、型枠の中にコンクリートを流し込む「コンクリート打設」行い、
工程⑧コンクリート流す.jpg

型枠を外すまで
一定の日数を置きます。これを養生(ようじょう)と呼びます。

養生とは??
打ち込んだコンクリートやモルタルが十分に硬化するように、
低温・乾燥・衝撃などから保護する作業です。

⑦型枠を外し仕上げ
養生期間後に型枠を外し(脱型だっけい)、コンクリートに初期の不良が発生していない
か、ひび割れや仕上がりの状態を確認します。アンカーボルトがコンクリート打設時に
ずれたり曲がったりしていないかなども重要なポイントです。
工程⑦ホールダウン、アンカーボルト.jpg

以上が基礎工事の流れとなります!