スタッフブログ:【住宅ローン】ボーナス返済②

おはようございます!
M-1HOMEスタッフ もこです(^^

前回の続きで今日は
『ボーナス返済のメリット・デメリット』について
書いていきたいと思います!

ボーナス返済のメリット・デメリット①.png

ボーナス返済のメリット
*月々の支払い額を少なくすることができる
毎月払いに加えて、年2回のボーナス時に返済額を多くすることで、
月々の返済額を安く抑えられるメリットがあります。
毎月の出費を抑えたい方や、他のローンがあって毎月それなりの出費が
ある方にとっては、月々の返済額を軽減できる方法の一つだと言えるでしょう。

*返済期間を短縮できる
ボーナス払いの利用は、毎月返済のローンと6ヶ月に1回返済のローンを
併用している状態です。そのため毎月の返済額が同じであれば、
元本が減っていくスピードは月々の返済のみよりも早くなります。
元本が減ればその分返済期間を短くすることにもつながるので早期の完済が可能です。

ボーナス返済のデメリット
*利息が増える
前回でも書いたようにボーナス払いをした場合、通常月の元金の減りが
小さくなるため、総返済額における利息支払いが増えます。

*ボーナスが出ないリスクも
万が一、勤務先から支給されるボーナスが変動する場合、ボーナスが
支払われなかった場合の負担が非常に大きいです。
ボーナスが大幅に減らされたり、ボーナスがもらえない可能性も0では
ありません。そのような場合、ボーナスで返済する予定だったものをそれ以外の
お金で返済する必要があり、大きな負担になります。

ボーナス払い注意点
*ボーナスをあてにしない
昨今の新型コロナウイルス感染症拡大などのさまざまな要因によって、
ボーナスが支給されない可能性があることに注意が必要です。なので
注意すべきポイント第一は「ボーナスをあてにしない」ことです。
景気や勤務先の状況によって支払金額が大きく変動する可能性はあります。
また将来ボーナスがない会社に転職する可能性もあるかもしれません。
ボーナスがもらえないかもしれません。なのでボーナスがもらえて当たり前という
考え方をするのではなく、ボーナスがなくなったとしても支障なく支払える返済額なのか?
という視点から、返済計画を立てましょう。

*ボーナス払いの割合を低くする
ボーナス払いを利用する場合でも、住宅ローンに占めるボーナス返済の割合は
低めにした方が良いでしょう。ボーナス払いの返済割合を低くしておけば、
万が一、ボーナスが減少しても影響は少なく済みます。

*定年退職後の返済プランを確認する
定年退職後も住宅ローンの返済が続く場合、年金を住宅ローンの支払いに
もちろん充てることもできますが、定年退職後は給与もボーナスもないので、
年2回のボーナス払いが困難になることが予想されます。条件変更により仮に
ボーナス払いをやめたとしても、その分毎月の返済額が増えてしまうため、
年金による返済が困難になってしまいます。定年後もローンの返済ができるのか
どうかも含めて、事前に資金シミュレーション等で充分確認しておきましょう。

ボーナス返済をすればその分住宅ローンは早く返せますが、
ほかの支出に使えるお金は減ってしまいます。
例えば固定資産税の支払いや、将来必要な修繕費の積み立て・子どもの教育費などです。
これらの費用にボーナスを使えない場合、まとまった金額が用意できず、
新たなローンを契約しなければいけないこともあるでしょう。それでは住宅ローンを
早いペースで返せていたとしても、本末転倒です。その時々に必要なことに適切に
お金を使えるよう、ボーナス払いは余裕を持った金額に設定しましょう。

それではまた(^^)/