スタッフブログ:エアコンの冷房と除湿

おはようございます!
M-1HOMEスタッフ もこです(^^

梅雨入りもしたので最近、じめじめして暑くなってきましたね(*_*)
暑い時期が近づいてくると、エアコンを使う機会が増えていきます。
よく耳にするのは「冷房と除湿、電気代が安いのはどっち?」という
疑問です。そこで今回は冷房と除湿について書いていきたいと思います!

冷房と除湿の違い1.png
エアコンについている「冷房」と「除湿」は、どちらも夏場の室内を
快適にしてくれる機能です。どんな違いがあるかというと...

*冷房
冷房は部屋の温度を下げることを目的とした機能です。
室内機と室外機をつなぐ配管の中を循環する冷媒が熱交換器をとおして
室内の熱を奪い、冷えた空気を室内に戻すことで室温を下げます。
空気が冷やされる際には、温度の急激な低下によって飽和した水蒸気が
結露水となります。そして、この結露水がドレンホースをとおって室外へ
排出されるしくみです。室内の空気中の水分(湿気)を排出することになるため、
実は冷房も除湿を兼ねていることになります。

*除湿(ドライ)
除湿は、湿度を下げることを目的とした機能です。
一般的な除湿は「弱冷房除湿」と呼ばれ、冷房と同様のしくみで室内の湿度を
下げていきます。ただ、冷房が素早く室温を下げることを目的としているのに対し、
除湿は湿度を下げることを目的としているため、急激に部屋を冷やさないよう
「弱冷房」で運転して湿度を下げます。ただエアコン機種によっては気温を下げずに
湿度だけを下げるための再熱除湿というドライ機能がついているものもあります。

このように冷房機能も除湿機能も、基本的には同じように空気を冷やし、
どちらの場合にも空気中の水分は冷やされることで結露して、水になって
室外に放出されます。

また除湿機能は「弱冷房除湿」「再熱除湿」の2種類があります!
*弱冷房除湿
部屋の温度を下げつつ部屋の湿度も下げます。
湿度を下げるために冷やされた空気をそのまま室内へ戻しています。

*再熱除湿
部屋の温度を下げないよう、湿度だけを下げます。
湿度を下げるために冷やされた空気を再度暖めてから室内へ戻しています。
部屋に暖かい空気が戻るため、まだ肌寒い時期で純粋に湿度のみを
取り除きたい状況下で使うような機能となります。

・弱冷房除湿は室内の湿度も温度も下げたい場合
・再熱除湿は室内の湿度のみを下げたい場合
 といったように使い分けていくことができます。

冷房と除湿の違い2.png
電気代が最も安くなるのは「弱冷房除湿」です。

これから7月8月どんどん暑くなってくると思いますが、弱冷房除湿では
十分な涼しさを得られないことがありますので、快適に過ごす上では
冷房が効果的です。

除湿と冷房は気温や湿度に合わせて使い分けるのがベストですね(^^♪

それではまた(^^)/